熊野古道を歩くなかまたち【道普請】2022/4/18

道普請

 「熊野古道を歩く道普請のなかまたち」の皆様は、長尾坂の石畳道の整備作業に取り組んでいます。長尾坂は、中辺路の峠越え経路のうち谷部から北向きの斜面を登る区間です。ここでは、発掘調査が実施され近世の石畳道が検出されています(1987)。しかし、復元整備された200mを含め石畳は、現在覆土や落葉、折れた枝により一部が顔を出しているだけです。なかまたちの皆さんは、一昨年からコツコツと石を出す道普請を続けており、この日は3年目、いよいよ最も覆土の多い箇所に差し掛かりました。深く掘っていくと(30cm程度)敷かれた石が表れてきましたが、本来の敷石に一部石がのせられていたり、石がはずされている箇所が水路の役割を果たしているように見えたり、興味深い遺構を多く発見することもできました。次回は、10月に取り組まれます。秋の長尾は果樹園が実りの季節を迎え、初夏とは異なる様相で参加者の皆様を迎えてくれることでしょう。
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