甲南女子中学校【道普請】2023/9/30

兵庫県神戸市から来県の甲南女子中学校様は、学校の活動として熊野古道の道普請を選ばれた生徒55名が取り組みました。
 まず、世界遺産熊野本宮館多目的ホールにて、「世界遺産入門講座」を受講し、保全活動の大切さを学んだあと、現地で実際に自分たちの手で保全活動を行っていただきました。
 土置き場の三軒茶屋で道普請作業についての手順を聞き聞き、いよいよ作業開始。土のう袋を持ち、上り坂を伏拝王子方面に約450mくらいの補充箇所まで運びました。補充箇所に土をあけるとまた土置き場に戻ります。作業開始1回目は、みんな土の量も手さぐりで少なめに袋に入れていたようで「これではなかなか作業は終わらない」と感じたのか、登ってくるたびに1人あたり運ぶ土の量が増えました。3~4往復し、1時間足らずで0.5tの土が補充されました。
 9月末でしたが、まだまだ暑い中、土運びの他、器具を使った土を固める作業も体験し、汗をかきながら一生懸命作業されていました。
 仲の良い友達で数人ずつグループを作って笑いながら作業している様子が微笑ましく、私も楽しくなりました。
 生徒さんからは、「これだけ作業しても、完成できる範囲はこれだけなのですね」という感想もあり、古道を守ってきた先人の苦労を感じていただけたと思います。
 最後に、自分たちが入れた土のところを踏みしめながら記念写真を撮っていました。
 今後も入門講座で学び、道普請で感じた守っていくことの大切さを自分たちのこととしていただき、保全について認識等を深めていただけることを期待しています。
 甲南女子中学校の皆さん、参詣道の保全活動にご協力いただきありがとうございました。

道普請箇所
伏拝、三軒茶屋.png

道普請前①
IMG_6371.jpg

道普請前②
IMG_6372.jpg

道普請後①
IMG_6368.jpg

道普請後②
IMG_6369.jpg

道普請作業
IMG_5390.jpg